【ボード】

〜カイトとともに大事な物〜

【ボード】
※カイト以外でまず必要な物の筆頭。カイト以上に様々なサイズ、デザインの物があります。
一本めは大きめで浮力のある物を選ぶと良いでしょう。それを基準に小さい物を揃えていきましょう。
大会などのコンペではカイトサイズ並に重要な要素。日頃から様々なサイズの物に慣れておくといいそうです。
長さ1m〜2m、幅0.4m〜0.6m(価格は約¥10万〜)。


カイトサーフィンで見られるボードのカタチ
【アニメーション画面をひらく】[120kb]
ツインチップ
左右の形がほぼ対称で、方向転換(ジャイブ、トランジション)時に足を差し替えなくても、どちらの方向を前に乗るのも同じ乗り味のタイプ。 フィンも左右ほぼ均等に配置されている。
まさにカイトボーディングの為のボードで、現在メジャーなタイプ。

ディレクショナル
ルーツはサーフボードやウインドサーフィンのボード。ボードの進む方向が片側に決められていて、進む方向を逆に変える時は基本的に足を差し替える。

 大きいサイズの物になると、フットストラップはY字型に3本配置された物も。大きい物は静止浮力が高いため、初めの乗り込みの練習もこれを使う事が多い。
 フィンは後ろ(テイル)側を中心に配置され、全般に長い(海面に深く食い込む)傾向にあり、サーフィンのようにウェイブコンディションを楽しむ場合にはより適したボードと言われていた時期もある。
最近では、ぱっと見にはツインチップと変わらない形状だが、フィンの形状が前後で違うタイプでディレクショナルに分別されるモノもある。
(ミュータントとか言われる。元は製品モデル名)

ウェイク
船でトーイングするウェイクボードに使うものを転用したタイプ。
 薄く堅い浮力の無い板にブーツのようなビンディング(バインディング)で足を固定するようになっている。
 イメージ的には水上で使うスノーボード。
足が固定されるため、スタートなど面倒だったり、陸に近い場合危険を伴う事もあるが、プレーニングの時には、より安定して高いスピードが出せ、それに乗せたダイナミックなエアーなど、マイナス面を補って余りある魅力も持つ。


◎ボードのサイズについて。

小さいボードを使うほうが上級者っぽくて見た目もクール。回転系のトリックの時には軽くて回りやすい。
海外の映像などでも、でかい外人が小さいボードに乗りまくっている。
結構いいとこばかりが目に止まりがちです。
そのうちイメージや仲間内の雰囲気などで、小さいボードに乗りたくなってきます。
どんな時も一点主義でそれに乗り続けられる奴がうまい事のあかし?

しかし小さいボードは、大きい物に比べてバランス取りなどがシビアなのです。
結構気をつかって乗らないとふだんの技能が発揮できないことがあります。
それよか気持ち大きめなボードで、ゆとりをもって自由自在にゲレンデの上を暴れられる方が実は楽しい場合が多いハズ。

ボードを選ぶ基準としてどんなボードを使ってもいいですが、「楽しく乗れる事」が一番大事だと思います。
特に、普段乗りボードのサイズダウンは、ライディングがマンネリ気味になったあたりでやってみても遅くないです。

漠然としたイメージや仲間内の雰囲気で乗るよりも、その時の環境や自分自身のコンディションにあわせて
柔軟にサイズを選んで乗る。断然その方がクールです。




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