【装備品】

〜カイト以外に必要な物と用語〜

すべてを揃えるのは高いと感じるかもしれませんが、機械的なものではないので維持費などは特にかかりません。
こういった遊びのなかでカイトボーディングは比較的高いコストパフォ−マンスを誇る部類のスポーツといえます。

【ハーネス】

カイトパワーを体に受けるための幅広のベルトです。
ループを「引っかける為のフック」や「咬ませる為のシャックル」などがついたスプレッダー・バー(ハーネス・バー)が前面部に固定されています。
自分専用の体に合った物を揃えましょう。
サイズなどの表記はほとんど外国人が基準ですので、購入前の試着はとても大事。(女性は特に)。極端ですが、他のモノは借りてカイトボーディングするにしても、これだけは体の為にも自分専用のものが欲しいところです。
 画のようなベルト型は特に「ウエストハーネス」と言います。
それ以外にも以外にも、パンツと一体型になっていてパワーを尻から腰にかけて受けるような「パンツハーネス」や、マリンベストと一体型のなったものなどもあります。
(約¥1万〜)。


ウエストハーネス:カイトサーフィン
【コントロールバー & ライン、】
コントロールバー:カイトサーフィン  カイトを購入する際、コンプリート(フルセット)で購入すれば付属してくる事がほとんどなので、特に「揃える」意識をする事はないですが、無ければオハナシにならないのでとても大事なモノです。

 買った物を何の調整もなくそのまま使える事は少ないので、ウイングとの接続状態など購入したショップさんなどにしっかり面倒を見て貰いましょう。

 説明書もしっかり目を通す事。海外製品がほとんどで、日本語訳が付くのは今のところ稀なのでイラストの意味くらいは把握するように努力しましょう。
コントロールバーの長さ、0.5m〜0.8m。ラインの長さ、27mを中心に15m〜30m。

【フローターベスト、マリンベスト、インパクトベスト】
呼び方は、メーカーなどによって様々ですが、働きは同じ様なものです。
浮力体を仕込んであるベスト。海上で沈した時などに上半身を水面から浮かばせます。
姿勢を保つ為に泳いだりして余計な体力を消耗するのを防いだり、海面に叩きつけられたときなどにそのショックから体を保護したり、冬など寒い時の体の保温など。
比較的地味ながら効果が高い装備です。
(約¥0.5万〜)。

カイトサーフィン:マリンベスト!
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【マリンブーツ、地下足袋】
カイトサーフィン:マリンブーツ
日本の海辺や湖畔などでカイトボーディングを楽しむ場合は、ほぼ必須な用具かもしれません。
日本の海はまだゴミなどの漂流物が多いです。海外のような環境保全の意識はまだまだだと思います。
お金をかけて常にきれいに保つ夏場の海水浴場のような場所では、その安全面からカイトボーディングはできない(できてもいい顔されない)ことがほとんど。そうでない場所はやはりゴミは打ち上げられたままの状態ですよね。
ビーチクリーンなどの活動は行っても時間が経てば元に戻りますし完全に拾いきる事もまず不可能ですし。
自分の身を守る為のマリンブーツや地下足袋は一つくらい持っていた方がいいです。普段裸足でも,怪我して応急処置したあと履くようにするのにもいいですよね。
ライディングの時の足の感覚は損なわれてしまいますけど、慣れればそう違いはありません
(約¥0.3万〜¥1.5万)。


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【パンツ、サーフパンツ、ボードパンツ】
サーファー用の男モノのフツーの水着。カイトボーダーの見た目上の特徴として、ウエットやドライスーツの上にもこれを履いている事が多いようです。これは主に、見た目の良さもありますが、比較的高価で傷みやすいウエットやドライスーツの保護のため。主に陸地でカイトに不意に引きずられて、しりもちや、膝を突いた状態で引きずられる事も考えられます。スーツが擦過でグサグサになるのは悲しいものです。それにあわせてなのか、パンツもカイト用の裾の長い物も。
(約¥0.5〜¥1万)。

カイトサーフィン:サーフパンツ
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【ウエットスーツ、セミドライスーツ、ドライスーツ】
マリンスーツ:男女
主に体温調節の為のマリンウェアーです。
ウエットは水を染みこませはしますが直に体温が水中や空中に逃げるのを防ぎます。ドライスーツは水を極力内部に通さないような構造で保温性が特に高いものです。夏場は無くてもいいですが、春や秋、冬場の風の良いときに練習するにはとても有り難い装備です。
ジャージ素材だけの物は割と意識する事は少ないですが、セミドライやドライスーツなど、ゴムもしくはそれに準ずる素材で構成された物については、取り扱いに気を付けましょう。熱湯で洗ったり洗濯機に放り込んだり、直射日光に当てて乾かしたりは、確実にその寿命を縮めます。極力折りたたまずに保管するのもとても大事です。
(構造としてゴムに小さな気泡が封入してあり、その層が保温にとってはとても大事です。経年だけでも劣化が起こるので長く使うにはケアが必要)
(約¥1万〜¥15万)

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カイトサーフィン:フルスーツ、シーガル
【フルスーツ】   【シーガル】
カイトサーフィン:スプリング
【ロング(ショート)スプリング】
カイトサーフィン:ロングジョン、ショートジョン
【ロング(ショート)ジョン】
【ヘルメット】

ここ最近、海外の公式大会でキッカー(ジャンプ台)やレールを使ったりする場合などに、その着用がレギュレーションに組み込まれるなど、メディアなどに上がってくる最新の映像などでもメットを着用しているライダーの姿が目立ってきました。
カイトボーディングは風を皮膚感覚で読む事も大切で、頭部で感じる割合は少なくないのでそれらを遮られるデメリットもあり、その着用が比較的好まれないのは事実です。しかし、体の中で最も大事だとされる頭部を保護するヘルメットは、万が一の事故のときにその生死を分けるものでもあります。
水上でフツーにライディングを楽しむ場合にはそれほど必要でもありませんが、スノーカイトなど地上で楽しむ場合は必須の装備です。
水上の練習でボードリーシュを使用している場合は、装着している事でリーシュに引っ張られたボードが頭に直撃するのを防ぐ事もあります。
自分がやろうとする事にあわせて着用を決めましょう。
マウンテンバイク用などスポーツ用の軽い物が適しています。あまり水をふんだんに含まない素材の物を選ぶといいでしょう。
(約¥1万〜)


カイトサーフィン:スポーツヘルメット
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【マリングローブ】
カイトサーフィン:マリングローブ 水場で使える手袋の事。
特に冬場に練習する時に必要になってきます。素手のままでもできない事はないのですが、濡れた状態で冬場の風にさらされるのでかなり‘かじかみ’ます。筋肉は温度が奪われた状態では、普段の収縮能力の半分も出ません。
寒い時でもなるべく練習時間をのばす意味でも、手袋はつけて練習したいものです。


ある冬の練習中、実際に不意にフックから外れたカイトを、手でつかんでもう一度フックに掛けなおそうとしたのですが、引き寄せる腕の力は十分でしたが、手が ‘かじかんで’ほとんど握力が効かない事がありました。
(その時はフックインをあきらめてカイトをリリースしました。まあ、こんな場合もあったよという事です)

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