【カイトボーディング、カイトサーフィン】 〜次世代型エクストリームスポーツ〜 |
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カイトボーディングは大きな凧で風を受け、その力で水の上(時に雪上、平地)を ボードなどに乗って滑走するスポーツです。 |
・・・カイトボーディングはそんなスポーツ。 もっと単純に 「凧揚げしながら引っ張られ、サーフィンする」 スポーツだとも言えます。 実際にこのスポーツを見た事がなく、言葉だけをはじめて聞いただけでは 「凧あげ」のような日本人にとって古来よりなじみ深い遊びと、 「サーフィン」のようなアクティブなスポーツとは、すぐには結びつきにくいかもしれません。 それとなく浮かぶ感想としては、「なんでわざわざ凧で・・・?」といった奇妙な違和感だったり、 少し前向きに“「凧揚げ」と「サーフィン」が同時に楽しめそう”ととらえられるなら 「一粒で二度オイシイのかな?」、といったところなのかも知れません。 実のところ、これからこのサイトで扱っていく「カイトボーディング」というスポーツは、 ただ単に 「凧揚げ」 と 「サーフィン」 とを融合させたという事だけにとどまらず、 これまである様々なスポーツの感覚を受けつぎ、独自の感覚をそなえたスポーツとして確立されつつあります。 カイトボーディングは、日本に入ってきてまだ5年を数える程度(2003年現在)だそうですが、 このスポーツが生み出されたとされるヨーロッパはもとより、海外に目を向けるとその認知度はかなりのもので、 これからさらなる注目を浴びつつある、最先端のスポーツだと言えるようです。 現状として、日本ではまだまだ認知の低い「知らない方が当たり前」なマイナーなスポーツですが、 カイトボーディング自体が持つ「楽しさ」や「爽快さ」、「スポーツとしてのポテンシャル(奥の深さ)」もあいまって、 ここ2〜3年という短い期間ながら着実にその認知を拡大し、その愛好者の数を伸ばしてきています。 |
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===初めて見るカイトボーディング。きっとこんな光景=== シャープなデザインの幅広のベルトをしたサーファー風の人(?)に、ヒモやら棒やらが接続されている。 (ぱっと見パラシュートみたいな)凧を揚げ、それらを事も無げに巧みに操作しながら水際までテクテク進んで行く。 波打ち際より少し進んだ所で、人の体重を水に浮かべるにしては小さいボードを「もぞもぞっ」と、履いたと思ったら・・、 カイトが低い位置に振り込まれ、「ぐんっ」と引っ張られながら水の上に立ち上がり、そのままあっという間に沖へ遠ざかっていく。 そのスピードに不釣り合いな程に、音は水を切る音だけ。 なんか「とても器用な奴だな」とか感心しつつもしばらく眺めていると、沖の方でピョンピョン、フワフワ飛び始める。 しばらく遠くにいたと思ったら、またすごいスピードで大きな水しぶきをあげながら戻ってきて、 「ズシャッ」としぶきと音をあげて跳ぶ(飛ぶ)、回る、・・・。また、沖へ・・・ ===ここまで=== そんな風景には、普段の営業中の海水浴場ではまず出会える事はありませんが、 もし、風のある日で、少し横道に入った先の海辺や河口沿いの浅瀬付近などでは、 このスポーツを楽しんでいる風景を見られる可能性は十分にあります。 ドライブ中など、偶然にでもそんな光景に出会ったなら、しばらくギャラリーになってみるのもいいでしょう。 とりあえずは、見ているだけでも楽しいと思います。 |
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ところで、どんなスポーツでもそうですが、そのスポーツを知る一番の方法は、 見るだけより 「実際にやってみる事」 です。 その際、「楽しく出来る事」 は当然ながら 「とっつきやすいかどうか」 はとても大切な事でしょう。 ・・・凧を操作すると同時にサーフィンする(ボードに乗る)・・・ なんだか、大道芸に通じるような器用さが必要な感じで、敷居が高いモノと想像されるかと思いますが 実際に人に教わればそれほど難しいものではありません。 感覚的に分かりやすい説明として、サーフィンの場合とカイトボーディングの場合を比べてみます。 サーフィンの場合、その全てを不安定な波や水上における独自のバランス感覚と体重移動に依存しています。 水の上に立ち続け、満足に滑走を続けられるようになるにはかなりの努力が必要とされます。 物理的にも、岸からある程度の所までは泳いで距離を取る作業が必要です。(パドリング) 一方、カイトボーディングの場合、「より広範囲で安定したパワーである“風”」を受けた凧によって、 体重の半分を空中に吊られながら水の上に立って滑走しています。 一度水上に出てしまえば、パドリングのような滑走以外の作業に費やす時間は、ほとんど必要としません。 想像するよりも遥かに楽で長時間水の上に居る事が出来る、いわゆる「楽しい時間」が多いのが特徴のひとつです。 一度、腰を据えて始めてしまえばとっつきやすく、“普通に乗れるようになるだけならば” かなりマスターしやすい部類のスポーツだと言えるかと思います。 あらかじめ、他の横乗り系のスポーツ(ウェイクボード、スノーボード、ウインドサーフィンなど)の経験があれば、 上達にさいして近道ができるようですが、初めてのスポーツがカイトボーディングという方でも大丈夫です。 「何か、目新しい事やってみたい」とか,「もしそんなことも出来たら楽しいかも」とか、 「あまりメジャーでない今のうちに、誰より先に自分がうまく出来るとしたらどんな気持ちだろう・・・・。」程度のイメージ が持てる方であれば、カイトライダー(カイトボーダー)になる素質を備えていると言えるくらいです。 カイトボーディングを「他のマリンスポーツを始める場合の足がかり」にしてしまう考え方も成り立つかと思います。 |
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現在具体的にどんな人がやっているのかと言えば、カイトボーディングの国内人口はというと、5000〜6000人。 世代的には20代〜30代の男性がコア層だそうです。(2003.6現在) 時に、60歳代の方もお見かけする事もありますし、近頃では女性のライダーも着実に増えてきています。 特に女性の場合、男性に比べたその違いでよく言われるのがの非力さですが、 ある程度その辺を技術でカバーできるのもカイトボーディングのいいところのようです。 ここまでの説明だけで、すこしでも興味を持っていただけたとするなら 次の休日にでも、最寄りのスクールやショップに連絡を取って見学させてもらうのもいいかもしれません。 もう、思い切っていきなりスクールを申し込んでもいいかも(^_^)v 実際にその場で、先輩愛好家のライディングを目の当たりにすれば、自然にモチベーションはあがります。 実に、魅力的なスポーツと言えると思います。 (※ちなみに筆者は道楽でこのサイトをこしらえてます。特定のスクールやショップの利害には今の所無関係です。) |
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※このキャラクターのポージングについては実際の映像などをトレースしてモデリングしています。 |
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