【ゲレンデ、環境について】 ここでは、カイトボーディングを行う場所について考えられる事柄について。 |
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カイトボーディングにとって、すべての良い条件が揃った場所というのはまず滅多にあるモノではないので、 工夫次第で出来る事がありますが、その場所にあった安全確保のルールを決めておくのはとても大事です。 また、初めての場所に出かけるときなど、積極的に現地の方とコミュニケーションを取り、 教えて頂いてからやるようにします。 特に安全上問題が出そうな部分については、 それを補う意味でその場所ごとに予めルールが定められている事が多いです。 |
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【出挺(ランチング、ランディング)場所について】 |
○起伏の少ない広い平地で、なるべく砂地である事。 カイトをセットアップしたり、上げ下ろしをする場所は“広い平地”が必要です。 考えられる地質としては、砂地、土、芝、コンクリート(アスファルト)、など、考えられる条件はその場所によって様々ですが、 カイトボーディングを楽しむ環境という事を考えると、水際である場合が多く、 中でも砂浜(砂地)はやはりカイトボーディングに最も適した地質と言えると思います。 カイトパワーに対して踏ん張りが効く事や、引きずられた時比較的ダメージが少ない事などからです。 ただし、同じ砂地でも波打ち際の水に濡れた部分は、想像以上に硬くなっている所もあるので注意が必要です。 ○あらかじめ障害物との距離にゆとりを取っておく事 風は、安定して吹いてくれる事が望ましいですが、季節やその時の天候条件、時間によって突風が吹くなど突然崩れる事も少なくありません。 そのほかにも、その時のライダーの健康状態や精神状態などによっては普段出来ている事がままならない場合も考えられます。 それら可能性として起こりうる不測の事態をカバーする為の最も重要な対策です。 風下側については一定距離(ライン長の3倍の半径以上が目安)障害物が無い場所に陣取るといいと思います。 何もぶつかるような物が無いところなら最低でも引きずられているあいだにカイトを切り離したり、コントロールを取り戻したりなど必要な操作を行えるからです。
特に・・ 【車通りの多い車道が近くにあったり、高圧線があったりするような場所ではやらない事。】 カイトを放してしまって走行中の車に被さるなどすると大事故は免れませんし、高圧線などは、電線に直接触れなくても近くに地面により接した物体(凧、釣り竿など)が近づく事で、空中を伝う放電が起こる事もあります。 こういった事故は起こした当事者だけの問題では無くなる事がほとんど。 自治体などを巻き込んだ問題にまで発展したりすると、カイトボーディング自体が取り締まりを受ける事にもなりかねません。 |
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【海について】 |
【潮位】○【潮汐のしくみ】(クリック注意!CGの初期習作の為、環境によっては激重です(1200KB)サムネイル化などで今後スリム化予定) カイトボーディングの練習では、足がつくような遠浅の広い水域が望ましいです。 特に海においてですがのそのような水域においては、潮汐の影響を強く受け、ランチングやランディングに必要な陸地スペースや、実質的なライディングスペースが時間によって変わります。 各々のゲレンデによって差がありますが、その日の干満差は事前にチェックしておくといいと思います。 下げ潮の時に知らずに浅くなった所にフルスピードで乗り上げたりすると大きな事故になったりします。頭の隅にその日の潮の干満のデータを置いておくのは決してムダではないと思います。 【海象】 海象とは、一般の水象(水圏で起きる現象)の中の一部で、海洋の諸要素をいいます。 何の事やら分かりにくいですね。書いてる私も分かりません。(^^;)ゞ まあ、少なくとも(特にこのサイトでは)、 「波や潮の流れの状態などをも含んだ気象状態の事」と理解する程度でいいかと思います。 特に注意がいるのは・・・ ○離岸流(リップカレント) 打ち寄せる波はやがて、岸沿いに流れ(沿岸流)、それらがぶつかりサンドバーやリーフの切れ目などで収斂して、離岸流といわれる沖への細く強い流れとなり戻っていきます。特に、外海に面した海岸等では、無視出来ない大きな力を持つ流れですので、この流れに人が捕まった場合あっというまに数百メートルの沖合に持って行かれる事があります。ライディングの時には、ライダーはほとんど水面上にあるので、あまり影響は無いと思われますが、沈したり更にカイトを落として波に巻いてしまったりした場合には、注意が必要です。カイトさえ無事に上がっていれば身一つで流される事を考えれば、ボディードラッギングなど基本テクを駆使すれば比較的楽に脱出可能ですが、カイトが再起不能な状態で流された時には、やはり基本的な対処方は知っておくと良いでしょう。それは、流れに逆らって泳がないで、まずはパドリングして岸と平行に移動する事を心がけ、流れのラインから抜け出す事です。それ以後岸に戻る時も、やみくもに泳がないで落ち着いて体力を温存しながら泳ぐのを心がけるといいでしょう。 ※まだほかにもあるようですが・・・特にこれは大きいかもです。 海辺の水難事故の可能性において、このしくみと対処を覚えておくだけでもかなり違います。 【生物】○【危険!?生物】 (これは今の所テキストだけ、画像募集中) 海には当然、生物がいます。特に害の無い物が多いのですが中には人間に害を及ぼすものもあります。 いざというときあわてない為、ある程度の事は知っておくのも大切です。 |
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